「ドリームガールズ」
劇場 ★★★★

ショービジネスの世界に夢を託しついには頂点にのぼりつめつつも、
波乱の展開が待ち受けていて・・・という3人の女性の物語。ミュージカル映画です。
まず驚いたのは、この波月が一度も眠くならなかったこと。(笑)
(エンドロールでちらっと眠気に襲われましたが・・・ってオイ)
それほど息を付かせぬというか、画面に釘付けになりました。
歌で心情をあらわしたり場面展開するのでテンポもよいし、
中だるみの部分がなくてわかりやすいし、
歌もステージングももちろん素晴らしくてまさにエンターテインメント☆
なかでもやはり最優秀助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンが圧巻でした。
身体全体で歌い上げる曲は鼓膜にビンビン響き、
心にも響いて何度か涙してしまいました。まさにソウル、ソウルフル!!
主役のビヨンセは役どころ上、歌唱力はまあまあという設定だったのですが、
終盤の聴かせどころの歌は本来の歌唱力で歌い上げられまた涙・・・。
歌のパワーってほんとにすごいなぁと改めて気付かされました。
(そしてビヨンセ、やっぱきれいです!!)
エディ・マーフィも、安心して見ていられるステージングはもちろんですが、
これまた歌もうまい!!ほんと芸達者なお方です。(^-^)
いわゆる余韻にひたるタイプの物とは180度違う映画ですが、
こういう映画もたまにはいいのもだなぁと思いました。
欲を言えば、どうせなら最後もっともっと盛り上がって終わってほしかったかな。
せっかくのステージングのシーンだったのに
割とあっさりエンディングに入っていったような気がしたもので。
それとミュージカルなので、会話から突然歌に入っていくところがあり、
観ているこちらが、ちょっと気恥ずかしい部分もあったりして。(^^;)
(それでもだんだんと歌に引き込まれていって、気にならなくなってくるんですけどね)
でもほんと観てよかったです。(^-^)パワーが欲しい方にオススメです〜☆☆

2007.3.1

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