「私の頭の中の消しゴム」
劇場 ★★★★

劇場で見たのは2005年の11月11日だというのに、なかなか感想が書けずに
とうとう年越しちゃいました〜・・・。(遅すぎ)いい加減書かんといかんっしょ。(^^;)
さてこの映画、CMでも観客が号泣している場面を流したり、ラジオや雑誌などでも
軒並み評価されていたし、波月の周りでもよかった!という声をいくつか聞いていたので
観る前からこりゃ絶対号泣間違いなしでしょとめちゃくちゃ期待していたんです。
で、ハンカチじゃきっと足りんだろうってんでタオル(!)をカバンにしのばせ、
普段の外出ではファンデーションを持たずにあぶらとり紙のみでしのぐのですが(笑)、
号泣したら化粧もダダ落ち、さすがに塗り直しは必要だということで
しっかりファンデーションまで携帯して準備万端で映画館へ!!
ところが映画序盤はもちろん、中盤になっても、終盤になっても(!?)
涙がじんわりとかポロリとかポロポロリはありはすれども
自分の中で号泣モードに突入せずにとうとう映画は終了・・。
あまりに期待しすぎた為か「あ、あれ??」という感情の方が強くなってしまいました・・。(^^;)
もちろん泣ければいい映画かっていうと全然そんなことはないですし、
泣きも笑いもしなくてもいい映画だなって思えるものはたくさんあるのですけどね☆
ついつい粗筋からして難病といかに向き合っていくかを中心に据えたお話かと思っていたのですが
その予想に反して(?)「ラブストーリー」の要素が断然強い映画だったっていうのも
そう思ってしまった原因かも。いやはやあんまり思いこむのもいかんですね〜・・。('▽`;)
それにしても主演の2人がまさに「主人公!!」って感じの存在感でしたよ。
チョン・ウソンは背が高くてがっちり体型の男前で、まさにワイルドな中にも
優しさと繊細さを併せ持ったチョルス役にぴったりだったし、
(始めてスジンに会った時頭にいっぱい何かつけてて、波月は「フ、フケ!?
いくらワイルドさを演出するにしてもやりすぎでは??」と思ってしまったのですが、
大工仕事でついたおがくずだったです・・・。仕事終わった時点で払い落としてほしい気もするが
それくらいワイルドな男、チョルス・・・)
スジン役のソン・イェジンは、病気の為失禁してしまった(!)シーンでさえも
そこはかとなく透明感を漂わせてしまうのですよ!!
ほんと2人ともこれからもどんどん活躍していくんだろうなぁと思わせてくれました。
そして何より最後のコンビニのシーンはやっぱりじんわりしましたです。
詳しく書くとあまりにもネタバレしすぎるので書きませんが・・・。
悲しいけれどどこか希望が持てるエピソードでよかったです。(^-^)
今後ご覧になる方はぜひとも心をピュアにしてどうぞ☆

2006.1.5

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