「ピンチクリフ・グランプリ」
劇場 ★★★★

30年前にノルウェーで制作されたパペットアニメがこの度梅田の劇場でも再上映されました。
波月はこの映画の存在を知らなかったのですが、新聞の映画評を読んで
観たい〜〜〜と思い立ち、行ってきたというワケです☆

ピンチクリフ村に住む自転車修理工、兼、発明家のレオドルとふたりの助手。
のんびり気ままに暮らしていたが、ある時、以前レオドルの助手だったルドルフが
レオドルの技術を盗み、その技術を持った最高のレースカーで
レースに勝ちまくる姿をテレビで見てしまう。怒ったレオドルは一念発起。
自分も最高のレースカーを作りレースに出ると決意したが・・・というストーリー。

外国のキャラ物ってどうも波月にはかわいい〜とは思いがたいものが多いのですが
(オイ)こちらも第一印象はそんな感想でした・・・(失礼・・・)でも動き出すと
命が吹き込まれるというか可愛く思えてくるから摩訶不思議でございます☆
なにより動きや小物などなど凝りに凝っているんです!!
脇キャラまでストーリーには直接関係なさそうな(笑)細かい設定が付いていて
その動きが表現されているし、発明品などもちゃんと細かい動きが付いてる!!
何よりもすごいのはジャズバンドの演奏シーン、それぞれの楽器の
指使いは実際の演奏通りの完璧なものだそうです。(!)
レースのシーンもスピード感があるし、カット割りもよく考えられていて
まさに職人技でした!!30年前に作られたことに驚きますが、
むしろ今だったら逆にこういったものはもう作れないだろうなぁ〜。
今はCGもあるし、ここまで細部にこだわる人も少なくなってそうだし・・・。
一回観ただけでは見逃してるところも多そうなので何回か細かいところまで
観てみたいと思いましたよ♪(^-^)

2007.4.26

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