「星になった少年」
劇場  ★★★★

映画初出演作「誰も知らない」でいきなりカンヌ国際映画祭最優秀男優賞受賞の
快挙をなしとげた柳楽優弥くん主演作です。
柳楽くんは、「日本にいるすべてのゾウを幸せにしたい」との思いで精力的に
活動しながらも20才の若さで亡くなった坂本哲夢さんを演じているのですが、
凛とした風貌がやはりとっても絵になるんですわ〜☆
ちょっぴり孤独で、でも強い意志を持った少年という役どころがぴったりでした。
なおかつタイでのシーンもエキゾチックな顔立ちで浮きすぎることもなく、
でも「やっぱり主人公!」なオーラはにじみ出てるみたいな☆
まあまだ台詞や表情などにぎこちなさはあるものの(エラそう・・)
そういうことはこれからの経験でどんどん変わっていくものだそうなので
やっぱり期待大の俳優さんであります。(^-^)
なによりゾウさんたちとのからみがすごいです〜!
プロのゾウ使いさんにも負けず劣らずのゾウとの接し方にほんま感心
いたしました!!(パンフによるとそれまでかなりの時間を
費やしたそうですがそれでもスゴイ!!)
ゾウさんの愛らしさや賢さを改めて感じさせてもらったのもよかった〜〜☆
ちっちゃくって優しい目にメロメロ(*~_~*)
パンフの表紙のゾウのランディと哲夢が地べたに座り込んでる写真が
また激ラブなんですわ☆
波月もその場に一緒に座り込みてぇええ〜!!みたいな。(あやしい・・)
加えて哲夢のお家が動物プロダクションを営んでるので他の動物も
たくさん出てきます☆☆チンパン(注:チンパンジー)のスマイルが
いたずらもかましたりするんですが、大半がおとなしく哲夢や妹の万希の
かたわらによりそってるのがまたラヴリー☆
そんな波月の数々のツボをおさえつつも(笑)肝心の映画本体も感動的でした。
哲夢さんが亡くなるのは映画を観る前からわかっていて、もちろんそこも
涙の流しどころなんですが、それ以外にも結構泣かせどころがありました。
ゾウさんたちとのふれあいからいろいろなことを学び、
家族や友人達との絆を語る哲夢の言葉にまた涙・・・。
最後タイでゾウ学校の仲間だったポーと哲夢がその時一緒に学んだゾウのファー、
ファーの子ども(?)テツ(哲夢の生まれ変わりか?)が
水浴びをしてるシーンの美しさも余韻があってよかったです☆
お子さまにも安心してすすめられる映画だからか、本編前の予告も
他の映画では観たことがなかった、ドラえもんや他のアニメ映画を
やっていて「ちゃんと映画館もターゲット考えてるんやな〜」と
ちょっと感心した次第。(笑)

*余談*映画館がワンフロアーに何館もあるシネコンで観たのですが、
普段は普通料金よりいくらかお高いプレミアルームになんとその日は
普通と同じ料金で入れちゃったんです〜!!(*^-^*)
どうやら他の上映作品との兼ね合いもあったみたいで
ほんま得しちゃいました〜☆☆
横も前もゆったりしてるし、椅子はふかふかリクライニングシート!!
まあ最近は普通の映画館でも居心地感はよくなってきてるのですが、
やっぱりなんだかうれしかったです〜♪(~▽~)

2005.8.28

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