「THE有頂天ホテル」
劇場 ★★★★

ご存知、三谷幸喜さんが脚本・監督された映画です。
大晦日のあわただしいホテルの中でホテルマンや宿泊客が巻き起こす数々の出来事、
それらが微妙に絡み合いストーリーが進んでいきます。
登場人物がめちゃ多いのにそれぞれにちゃんとエピソードがあり、
しかもそれらのエピソードが他のエピソードと上手くつながっていくのが
ほんとにすごいなぁと思いました。
台詞の1つ1つ、動きの1つ1つまで計算され尽くしたような演出方法、
・・・・まあそれがちょっと鼻につくこともあるのですが(エラそう・・)
でもそれが逆に可笑しくてまた笑えるんですよね〜。
キャストの方々もそれぞれのキャラになりきってるのも可笑しかった!!
現代劇なのになぜか特殊メイクをほどこしてるキャラもあって「なんでやねん!!」と
心の中でつっこんでしまうのですが、でもやっぱり笑ってしまう・・・。
波月のお気に入りキャラはオダギリジョーの筆耕係と、伊東四朗の総支配人。
オダジョは特殊メイクをほどこされたキャラの中の一人で、なぜか異常に額が広い
キャラクター・・・。(笑)地味な仕事&キャラクター故のちまちました動きや
言動がなんか憎めなくてよかったし、総支配人はホテルのトップのくせに
ホテルの従業員通路で迷子になりなかなかみんなにみつけてもらえないという
役回りでそのダメダメっぷりに笑わせてもらいました。
あと、西田敏行扮する演歌歌手のポスターが総支配人室に飾られていたのですが、
それが妙に気になってしまい・・・、
もしかするとパンフに載ってるかも!?と思って見たのですが・・・、
・・・・ポスターの画像、掲載されてませんでした・・・・・う〜ん、残念だス。
ほんまいい表情してたんだ、コレが・・・。(笑)
でもでも楽しく観ることができたのでよしとしましょうか☆(^-^)

2006.4.2

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